AIM3D、ULTEM 9085向け「ExAM A 510」航空工程仕様を公開
AIM3Dは、AM-MROと開発したULTEM 9085用ペレット式3Dプリンター「ExAM A 510」の航空向け工程仕様を発表した。試験数値や適用規格、航空当局の承認範囲は公開されていない。

南極熊は2026年10月27日、AIM3Dが航空分野向けに「ExAM A 510」とULTEM 9085造形工程を適格化したと報じた。AIM3Dは航空メーカー向けのコンサルティング、研修、監査を行うAM-MRO GmbHと装置および工程を開発し、2026年のFormnextで航空部品例とともに展示する予定だ。
AIM3Dによると、異なる装置や造形位置でもULTEM 9085引張試験片の強度を安定させることを要件とし、工程パラメータを記録、標準化、最適化した。改良点には、造形室全体の均一な温度管理、材料の温度・乾燥状態・改変防止を含む供給管理、四面からの能動加熱、観察窓に代わる監視カメラが含まれる。
一方、引張強度の実測値、試験片数、ばらつき、評価規格、認証書や航空当局の承認範囲は公表されていない。「線材造形より密度がわずかに高い」「支持材を外しやすい」といった性能もメーカー説明である。今回の発表は装置と工程の航空用途準備を示すもので、造形した全ての部品が航空機搭載承認を得たことを意味しない。
要点
- 対象装置はペレット式のExAM A 510。
- 対象材料はULTEM 9085。
- 装置と工程はAM-MRO GmbHと共同開発。
- 異なる装置・造形位置で引張強度の一貫性を確認したとする。
- 実測値、適用規格、航空当局の承認範囲は非公開。
補足
ペレット材のコストと供給性を生かす航空向け工程整備だが、部品認証として評価するには公開された試験・承認情報が不足している。


