OrcaSlicer 2.5.0 Alpha、H2D/X2Dで異径ノズルに対応
OrcaSlicer 2.5.0 Alphaでは、Bambu Lab H2DとX2Dの左右ノズルに異なる径を設定できる。細部用と高速充填用を1回の造形で使い分けられるが、アルファ版のため事前バックアップが推奨される。

独立系専門媒体AM Insight Asiaが2026年10月26日に報じ、OrcaSlicerの公式リリースノートでも確認できる新機能だ。H2DとX2Dで左右のノズル径を個別指定でき、例えば0.2 mmノズルを外周、0.8 mmノズルをインフィルに割り当てられる。線幅、インフィル、サポート、アイロニングなどは、実際に担当するノズル径を基準に計算される。
設定後は「Filament for Features」やカラーペイントで使用ノズルを割り当てる。公式説明は線幅を固定値よりノズル径に対する割合で指定する方法を勧め、Pressure Advanceは材料とノズル径の組み合わせごとに校正し、別プロファイルとして保存するよう案内している。
2.5.0 AlphaにはH2CとA2Lの初期対応も含まれるが、H2Cのフィラメント経路切替ハードウェアは未検証と明記されている。アルファ版は実験的であり、設定のバックアップが必要だ。造形時間の短縮幅やBambu Lab側の保証・正式サポートは確認されていない。
要点
- 対象機種はBambu Lab H2DとX2D。
- 左右ノズルの直径を個別に設定できる。
- Pressure Advanceは材料とノズル径の組み合わせごとに校正する。
- OrcaSlicer 2.5.0 Alphaは実験版である。
補足
細部品質と充填速度を1台の二眼機で使い分けるワークフローを可能にする一方、プロファイル管理と個別校正の負担が増える。


