Studio 3e8、炉内蔵の卓上金属3Dプリンター「Mesa 1」を発表
金属粉末と足場材を積層し、造形したるつぼ内で自動焼結する試作機。12月1日にKickstarterを開始し、価格は3,500ドルからとする。

米Studio 3e8は、焼結炉を一体化した卓上金属3Dプリンター「Mesa 1」を発表した。同社によると、専用スライサーがモデルを金属と足場材に分け、密閉カートリッジから両粉末を積層する。造形物は装置内のるつぼに残したまま自動焼結され、レーザー、バインダー、脱脂工程を使わないという。初期材料は炭素鋼と銅で、標準120V電源に対応するとしている。
販売は2026年12月1日にKickstarterで開始し、キャンペーン価格は3,500ドルからの予定。ただし、造形サイズ、積層ピッチ、寸法精度、焼結収縮補正、足場材の組成・除去・再利用方法、通常価格は未公表だ。AM Insight Asiaは、閉じた空洞への足場材残留や焼結後の分離性などを検証課題として挙げている。現時点では量産品ではなく、仕様と価格が変更され得るクラウドファンディング案件として見る必要がある。
要点
- Kickstarter開始予定は2026年12月1日、価格は3,500ドルから
- 金属と足場材を密閉カートリッジから積層し、装置内で焼結
- 初期材料は炭素鋼と銅、標準120V電源対応をメーカーが表明
補足
卓上金属AMの工程統合を狙う提案だが、足場除去と精度を含む中核仕様の開示・実証が採用判断の前提になる。


