Phase3D、LPBF向け新型「Fringe Inspection」ハードウェアを発表
Phase3Dは、構造光でLPBFの造形面高さを層ごとに測る新型Fringe Inspectionを発表。専用プロジェクター、演算機能、保存領域を一体化した。

米Phase3Dは、レーザー粉末床溶融結合(LPBF)向けの新型Fringe Inspectionハードウェアを発表した。構造光を造形面へ投影し、各層の表面高さを定量化することで、粉末床の変化や異常の位置・大きさを調べる。
新型はLPBF検査用の専用プロジェクターに、産業用PC、GPU、メモリー、内部ストレージを統合し、アルミ筐体を受動冷却する。M12コネクターはカメラデータ、電源、ネットワーク、入出力に対応し、4系統のハードウェアトリガーは5〜24 V信号を受け付ける。ソフトウェア、距離センサー、光センサーによるトリガーも備える。
これはPhase3Dのプレスリリースに基づく製品発表で、量産対応や反復性はメーカーの位置付けである。公開資料には測定範囲、処理時間、測定不確かさの完全な仕様、機種別の第三者検証、価格が示されていない。層ごとの高さマップは工程異常の手掛かりであり、それだけで完成部品の合否や認証を確定するものではない。
要点
- 構造光でLPBF造形面を層ごとに高さ測定
- 専用プロジェクター、IPC、GPU、メモリー、ストレージを一体化
- M12接続と5〜24 V対応の4系統ハードウェアトリガーを搭載
- 2026年10月27日にPhase3Dが公式発表
補足
計測・演算・保存を専用筐体へまとめることで、LPBF装置メーカーへの組み込みと複数設備への展開を狙う設計となった。


