韓紙に3Dプリント微細針と尿酸センサーを一体化
全北大学校の研究チームが、通気性のある韓紙上に薬物送達用の3Dプリント微細針と、汗中尿酸を測る無線センサーを搭載した。両機能は別々に評価され、人体での統合動作は未検証。

3D Printing Industryは、全北大学校の研究チームが韓紙を基材にしたウェアラブルパッチをChemical Engineering Journalで報告したと伝えた。光造形した微細針を接着剤なしで紙に固定し、薬物搭載率は25.36%、切除ラット皮膚への到達深さは約954µmだった。
尿酸センサーの測定範囲は0.01〜8µM、検出限界は9.3nMで、既知濃度の回収率は98.1〜101.3%。研究チームは薬物送達とセンシングを別々に試験しており、臨床薬、皮膚安全性、装着時のリアルタイム統合試験は今後の課題としている。
要点
- 微細針の薬物搭載率は25.36%
- 尿酸センサーの検出限界は9.3nM
- 送達とセンシングの統合人体試験は未実施
補足
通気性のある紙基材に治療と計測を集約する可能性を示すが、現段階は個別機能の実験室評価にとどまる。


