西北大学、降伏応力インクを面露光するDIAL 3Dプリントを開発
西北大学の研究チームは、ペースト状インクを50µmの膜に均し、パターン光で硬化するDIAL法をScience Advancesで報告した。多孔質格子の実験では30分で造形し、比較した押出法は124分だった。

出典 南极熊
Direct Ink Additive Lithography(DIAL)は、スロットダイで降伏応力を持つインクを供給し、ドクターブレードで50µm厚に均した後、投影光で必要な部分を硬化する。未硬化インクが造形中の支持体となり、解像度を細いノズルではなく画素と層厚で決める構成だ。
Science Advancesに11月4日付で掲載された研究では、150µm厚の格子壁を造形し、多孔質格子を30分で完成させた。比較対象の押出法は124分だった。電解質構造やハイドロゲル容器も実演したが、現段階は研究室での成果であり、産業装置としての速度・コストや材料互換性は未検証だ。
要点
- インクを50µm厚の膜に均してパターン光で硬化
- 多孔質格子はDIALで30分、比較した押出法で124分
- 150µm厚の格子壁を実証
補足
ペーストや粒子充填インクを面単位で硬化できれば、押出対応材料の幅を保ちながら微細構造を高速化する道が開ける。


