← 新着ニュース

トゥルク大学、同一層に3種の金属粉末を配置できるLPBF研究設備を導入

フィンランドのトゥルク大学は、Aconity MIDI+にSchaeffler Aerosint SPD2.1-B5を統合し、同一層の選択領域へ最大3種の粉末を配置できる研究設備を導入した。

Aconity MIDI+で造形した多材料金属部品を示す研究者
画像:University of Turku / AM4Plasma project team via 南極熊
出典 南极熊

フィンランドのトゥルク大学は、既存のAconity MIDI+レーザー粉末床溶融結合(LPBF)装置に、Schaeffler Aerosint製SPD2.1-B5リコーターを組み込んだ。3基の独立した粉末供給ドラムを使い、レーザー照射前に同一層の選択領域へ異なる粉末を配置できる。

設備は、部品形状と材料配置を同時に設計し、レーザーと材料の相互作用、溶融・凝固、異材界面の接合、亀裂などを研究するための実験基盤となる。大学主導のAM4Plasmaプロジェクトでは、耐熱領域と熱伝導領域を組み合わせるプラズマ発生器部品を想定し、核融合エネルギーや航空宇宙推進への応用可能性を調べる。

これはトゥルク大学のプレスリリースを基にした研究設備の導入発表で、3材料を使った実用部品の性能実証や量産開始を示すものではない。大学も、信頼できる多材料部品には適切な材料組み合わせ、加工条件、界面品質の確立が必要だとしている。

要点

  • Aconity MIDI+にSchaeffler Aerosint SPD2.1-B5を統合
  • 3基の粉末供給ドラムで同一層の選択領域に異なる粉末を配置
  • AM4Plasmaプロジェクトの研究設備として導入
  • 研究対象には異材界面、亀裂、溶融・凝固挙動を含む

補足

材料分布を形状と同じ設計変数にできるため、熱・強度・耐摩耗など異なる機能を一体部品へ組み込む研究を進められる。

この記事の訂正・情報提供

同一层可铺3种金属粉末,图尔库大学开发多材料金属3D打印新平台

原文を読む
記事を探す

気になるメーカーや技術を検索。