米空軍、エルズワース基地で3DプリントUCCを建設
米空軍第28施設中隊がエルズワース空軍基地Camp LancerでUnit Control Centerを建設。コンクリート3Dプリンターは外壁に使用され、基礎や電気設備は従来工法と組み合わせる。完成は2027年初頭の予定。

id.artsは2026年11月2日、米空軍第28施設中隊がサウスダコタ州エルズワース空軍基地のCamp LancerでUnit Control Center(UCC)を建設していると報じた。米空軍の発表では、Air Force Global Strike Commandとサウスダコタ州で初の3Dプリント建築に当たる。
デンバー拠点の建設企業がコンクリート3Dプリンターを提供し、装置は主に外壁を造形した。建物全体を印刷する方式ではなく、基礎、構造補強、電気設備などは従来工法と組み合わせる。設計には米空軍士官学校の土木・環境工学部門も協力した。
UCCは展開先や緊急時における3Dプリント構造物の運用性を確かめる概念実証で、完成予定は2027年初頭。施工と同時に異なる職種の隊員へ現場訓練を行う。実用性、工期、費用の比較結果は完成後の評価を待つ必要がある。
要点
- UCCはAir Force Global Strike Commandとサウスダコタ州で初の3Dプリント建築とされる。
- コンクリート3Dプリンターは主に外壁に使用され、他工程は従来工法を併用する。
- 完成は2027年初頭の予定で、現時点では概念実証段階にある。
補足
展開環境向け施設で建設3Dプリントの運用性と隊員訓練を同時に検証する案件で、完成後の工期・費用・耐久評価が焦点となる。


