Artec 3D、大規模3Dスキャン統合ソフト「Artec Twins」を提供開始
点群、メッシュ、Gaussian Splattingを一つのプロジェクトで扱い、複数の計測手段から得た大規模データを統合する。

3D Printing Industryは2026年10月23日、Artec 3Dが大規模環境向け3Dスキャン処理ソフト「Artec Twins」を提供開始したと報じた。メーカー公式発表日は10月8日。Artec Jet向けに開発された基盤を広げ、Artec製スキャナーのほか、スマートフォン、ドローン、航空・衛星由来のデータを一つのプロジェクトへ統合する。
Artec Twinsは点群、メッシュ、Gaussian Splattingを切り替えて扱い、距離マップ、断面、体積計算、プリミティブフィッティング、融合モデルの計測、ジオリファレンスに対応する。E57、LAS/LAZ、一般的なメッシュおよびGaussian Splatting形式へ書き出せる。処理はローカルで実行され、建設、測量、インフラ、鉱業、公共安全分野での監視・検査を想定している。
同社は、数十億点の点群を間引きや遅延なしに最大200 fpsで表示し、100 km²以上の環境も操作可能と説明している。ただし、この性能はメーカー主張で、必要なCPU・GPU・メモリー構成やデータ条件をそろえた第三者ベンチマークは原文に示されていない。複数センサーを統合した場合の絶対精度も、使用機器と位置合わせ手順に左右される。
要点
- メーカー公式発表日:2026年10月8日
- 対応データ:点群、メッシュ、Gaussian Splatting
- 入力元:Artecスキャナー、スマートフォン、ドローン、航空・衛星データ
- 解析機能:距離マップ、断面、体積、プリミティブフィッティング、ジオリファレンス
- 書き出し:E57、LAS/LAZ、一般的なメッシュおよびGaussian Splatting形式
補足
部品単位の3Dスキャン処理から現場・都市規模のデジタルツインへ対象を広げ、異なる計測手段のデータを一つの解析環境にまとめる。


