カタールの3Dプリント学校、壁面造形を終え完成段階へ
2校の建設AM計画で、各校延床2万m²。約3万m²の造形壁と累計50万m超の積層長が報告された。

出典 3Dnatives
カタールでUCC Holdingが進める公立学校計画のうち、建設3Dプリントを採用する2校が仕上げ段階に入った。各校は2階建て、延床2万m²。UCCとCOBODの公表値では、造形壁面は約3万m²、積層した総延長は50万m超に達し、屋根、窓、扉、内装の施工へ進んでいる。
使用したBODXLは50×30×15m。100×100mの敷地全体を一度に覆えないため、3Dnativesによると分解・移設・再組立を15回行い、暑熱を避けて夜間に造形した。2025年末完成という当初予定から遅れており、「世界最大」や環境効果は事業者側の表現。完成後の運用実績と材料・構造性能の公開が次の確認点となる。
要点
- 建設3Dプリント採用は14校計画中の2校、各校延床2万m²
- 造形壁面約3万m²、積層総延長50万m超と事業者が公表
- 使用プリンターは50×30×15mのBODXL
補足
巨大ガントリーを移設しながら複数棟を造形した実例で、建設AMのスケールと現場運用上の制約を同時に示す。


